2017-12-05 第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
これ、どう考えても、最初から追尾していたとおっしゃいますけれども、情報が丸ごと、いつどの時点で、どういう角度で、どっち向けて、初速何ぼでという詳細まで把握しなければ、こういう早い段階で弾道ミサイル破壊措置命令を出さない、それからJアラートも鳴らさない、そういう判断はできないと思うんですけれども、これ、秘密だから絶対言えないというのは分かっているんですけど、ここまで言ったから、小野寺大臣、ちょっと答えてください
これ、どう考えても、最初から追尾していたとおっしゃいますけれども、情報が丸ごと、いつどの時点で、どういう角度で、どっち向けて、初速何ぼでという詳細まで把握しなければ、こういう早い段階で弾道ミサイル破壊措置命令を出さない、それからJアラートも鳴らさない、そういう判断はできないと思うんですけれども、これ、秘密だから絶対言えないというのは分かっているんですけど、ここまで言ったから、小野寺大臣、ちょっと答えてください
はるかに近いところに着弾しているのに、ミサイル破壊措置命令を出さずに、Jアラートも鳴らさなかったということでありますが、これもう一度確認します。事実ですか。ミサイル破壊措置命令を出さなかった、それからJアラートは鳴らさなかった、これは事実ですか。
○浅田均君 むしろ、隠すというよりは、国民の方から見ますと、ミサイル破壊措置命令が出ているということは知った方がいいんじゃないんでしょうか。
報道各社が、弾道ミサイル破壊措置命令を常時発出したと、これ既成事実のように何度も何度も報じられているんです。ところが、国会では何度聞いても我が国の安全保障に関わるので明らかにできないと、こういう答弁をされておられます。 報道でさんざん出ているということは、我が国の安全保障に関わる、影響がある事態ができちゃっているんです。
確認でありますが、今回、先月の七月二十八日午後十一時四十二分頃と思われる北朝鮮が発射しましたミサイルに関しまして、弾道ミサイル破壊措置命令というのは、これは出されたんでしょうか。防衛大臣になられる前の話ですので、関係者の方で結構ですが。
○浅田均君 あのね、大臣、私、これもう前に一回質問させていただいたことあるんですけれども、いつミサイル破壊措置命令が出されて、いつ解除された、そういう答弁をいただいておりますので、いつそういう破壊措置命令出したというのは別に秘密にする必要はないと思いますし、やがて、もし日本に着弾するならば、国民に周知する必要がありますので、これは是非必要だと思っております。
私は、ミサイル破壊措置命令につきまして改めて、具体的な事例がありますので、その事例に基づいてお尋ねしていきたいと思います。 昨年、平成二十八年の二月二日、北朝鮮は国際海事機構に対して人工衛星の発射を通報しております。防衛省の資料によりますと、北朝鮮は二月七日にテポドン2派生型の弾道ミサイルを南に向けて発射をいたしております。
このミサイル発射を受けて、去年の二月三日のようなミサイル破壊措置命令というのが出されたことはあるんでしょうか。
○浅田均君 これ、去年二月の時点ではミサイル破壊措置命令を出しましたと、以下のとおり措置せよという命令が防衛省の文書に出ているんですよね。ホームページから取れる。 その後、同じような事例が、似たような事例がいろいろあって、ミサイル破壊措置命令が果たして出されたのか出されていないのか。ホームページ見る限りこれしかないですから多分なかったんだとは思いますけれども、確認させてください。
私が聞きたいのは、大臣がミサイル破壊措置命令を出している、それは手のうちを明かすことになるからいいんですよ、それを出した効果というのがいつまであるんですかということをお尋ねしているんです。
ミサイル破壊措置命令を出して、BMD指揮官が指揮権を持っていると。そのBMD指揮官が迎撃ミサイルを発射しましたという情報はどういうふうにして伝えるんですか。
○浅田均君 許可に近い命令ですけど、ミサイル破壊措置命令を防衛大臣が出されて、その後、それを撤回するとか、命令の撤回というか、撤回命令というのはあり得るんですか。
だから、防衛大臣にミサイル破壊措置命令を五分で出せますか、出す判断ができますかと僕、前回お尋ねしました。そうしたら、大臣は判断できますというお答えだったんです。 しかし、正確に言うと五分とは違うんです。
いきなり撃ってくるから、それが日本の領土に着弾するという可能性があったら、それは弾道ミサイル破壊措置命令というのをそのために法律の中に加えたわけですからね。そういう具体的なオペレーションも当然考えてのお答えだと思うんですよ。 何か国際情勢考えるんですか。東京へ着弾しますというのに、トランプさん、これ撃ったらどないするやろな言うて。韓国、どないなるんやろうな。国際情勢なんて考えている暇ないですよ。
だから、オペレーションとして、防衛大臣はどういう要件を満たしたときにミサイル破壊措置命令を出すんですかと聞いているんです。一般論は分かっています。
○大野元裕君 だとすると、大臣、そういった疑惑報道で特別防衛監察をおっしゃるのであれば、大臣は記憶に自信がいつもおありになるので覚えていらっしゃると思いますが、昨年の九月十四日、この委員会の質疑において、ミサイル破壊措置命令が下令されたということについての議論がありました。これ、報道でいっぱい出ていたんです。これは、今回のどころか、実は省秘です。
もしも、このミサイル破壊措置命令、国会にも報告ができないものが漏えいされた、マスコミに流されたとすれば、というのは様々な報道機関が断定的に報じていますから、ならば、この本件情報が漏れていることについて調査を行うべきではないか。大臣、調査を命令するべきではないんでしょうか。
防衛省は本件を報道機関にはリークできるが国会には明らかにできない、このように思われてしまうのではないかと思うんですが、仮にミサイル破壊措置命令出す場合に、これが出せないとすると、それは特定秘密なんですか、それとも省秘なんですか、教えてください。
○大野元裕君 そうだとすれば、もし、これ後でミサイル破壊措置命令について分かったときには当然調査がされたという証拠も出てくるんでしょうし、これは非常に厳しいことに、自衛官、自衛隊員に対しては免職を含む罰則措置まで規定されていますので、大臣、責任を持ってこれを行っていただきたいと思います。
もう一つ、仮に、これに対する対応が当時どうだったかということもお伺いする必要がありますが、これをもし迎撃する場合には自衛隊法の八十二条の三のミサイル破壊措置命令というものが必要だと思っておりますが、今回はその命令が出ていたんでしょうか。
さらに、これは弾道破壊措置命令でいくんだと、ミサイル破壊措置命令でいくといえば、それは防衛省の中で、防衛会議の方でこういう流れでいくんだと思いますけれども、防衛大臣のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
何でこのミサイル破壊措置命令のときに調査研究で部隊を派遣しないといけないんですか。